哀しき三重県民のぼやき

「東日本」と呼ばないで・・・

ベンベン

「ベンベン」をご存じだろか?最近はあまり見ないが、昔、落語番組でよくやっていた演目で、私もよく見ていた。「笑点」「大喜利」の上方バージョンのようなイメージだったが、私が好きだったのは「ザ・パンダ月亭八方桂きん枝桂文珍林家小染の各師匠)」である。まさに重鎮ぞろいの 錚々たるメンバー(残念ながら、小染師匠は早くに亡くなられたが・・・)だが、当時は若手のアイドルのような売り出し方であった。桂三枝(現文枝)師匠が率いていて「桂三枝ザ・パンダ」という感じでよくテレビに出ていた。私が好きだったのは「笑福亭松鶴」師匠や「桂枝雀」師匠「桂春蝶」師匠、他にも若き日の「桂朝丸(ざこば)」師匠や「桂べかこ(南光)」師匠など上方落語には凄い方々が大勢いらっしゃった。現在では、すでに鬼籍に入られた方々が多いが、桂南光師匠はいまでも「今日の料理」でお見かけすることがある。まだまだ元気に我々を楽しませてほしいと願う。漫才とともに「お笑い」は関西限定と錯覚するほどであった。実際、子供の頃は東京に「漫才師」や「落語家」がいるという意識は全くなかった。テレビで「晴乃チックタック」というコンビを見たときはじめて「東京にも漫才師がおんのや!」と驚いたものだ。東京の落語家さんも「笑点」のみ祖父の家で見たことがある程度であった(しかし「相撲」の場所中は相撲を見ていた。おかげで「相撲通」になった)さて、「ベンベン」とは「○○のようでも○○ではない、ベンベン、□□のようでも□□ではない、ベンベン、それは何かと尋ねたら、あー△△の××~」とやるのである。現在のような、年がら年中、朝から晩まで「お笑いタレント漬け」ではなかったが、当時も「吉本新喜劇」はじめ「お笑い番組」は人気があって、私も時々友人たちと「ベンベン」をやって楽しんでいた。久しぶりに披露してみようと思う・・・奈良県のようでも奈良県ではない(ベンベン)、三重県のようでも三重県ではない(ベンベン)、それは何かとたずねたら、あ~和歌山県の飛び地、和歌山県の飛び地~、和歌山県の飛び地~」という具合である。いかがでしたか?「東海3県」ばかりでなく「紀伊半島3県」にも目を向けてほしいものである。では最後に、当ブログの趣旨に沿ってもうひとつ。「東日本のようでも東日本ではない(ベンベン)、西日本のようでも西日本ではない(ベンベン)、それは何かとたずねたら、あ~○○県、○○県、○○県~」ここでクイズです。○○に入るのは何県でしょうか?もちろん「三重県」ではないよ!